おシゴト

イメージできる?

 
先日、ひなびた中華料理屋さんで、上司とゴハンを食べていたときのこと。
 
 
ウチの会社の営業って、どうしてあんなにお間抜けさんが多いのか・・・という話になりました。
 
一生懸命なんだけど、どこかズレてる。そんな人が1人や2人じゃないのです。
 
見習うべき上司がいないとか、センスがないとか、色々要因はあると思うのですが、
 
 
「ゴールのイメージがないんだよ」とは上司の弁。
 
「おお!それは言える!」と私。
 
 
シゴトの到達点がイメージできていれば、そのために何をすべきかは自ずと見えてくるというものです。
 
よしんば、はっきり見えないとしても、方向性はそれ程ズレないはず。
 
 
でも、それってシゴト以外にも言えることだと思うのです。
 
しかも、ゴールをイメージできるかできないかって、『天性の資質』という気がしないでもないのです。
 
 
 
例えば私の場合。
 
 
料理や編み物は、一応人に褒めてもらえる程度にできます。
 
でも、それは努力した訳ではなく、「やってみたら、出来た」に過ぎません。
 
よく考えてみると、料理や編み物って、途中の段取りも含め、
 
無意識に完成形をイメージして作っています。
 
それがイメージできない人って、やっぱり料理下手なのではないでしょうか?
 
 
 
逆に。
 
 
私は運動がニガテです。特に球技。
 
 
球技が得意な人って、“次にボールがこう動くから、自分はこう動く”っていうイメージを
 
自然に持てる人だと思うのです。
 

周りの運動が出来る人を見てみても、野球が上手い人はサッカーもテニスもそこそこ上手いです。
 
しかも、別に努力して出来たという訳でもないようです。(プロになるような人はまた話が別でしょうけど)
 
 

私はボールの動きをイメージ出来ない上に、身体能力が低い。
 
これは努力でどうにかなるものでもないような気がしています。
 
(小学校から高校までずっと体育の授業は真面目に受けたけど、一向に上達しなかった・・・)
 
 
 
シゴトの話に戻すと、『資質』のない人って、平たくいえば
 
『そのシゴトに向いてない』ってことなんでしょうけど、ツライものがあります。
 
 
向いていない本人より、周りの人が・・・
 
 
 
※努力がムダだ、というつもりはありません。
 
 人にはおそらく向き・不向きがあって、向いていないことをやろうとするには
 
 本人の自覚が不可欠なのではないか?という話です。
 
 

“イメージできる?” への 5 件のフィードバック

  1. K———Sさんコメントありがとうございます。初めてじゃない・・・と思いますよ。ゴールが見えなくても、やらなくちゃイケナイこともあるんですけどね~

  2. 私、大勢の営業担当の方とお話しする機会がありましたが、「この人ほんと営業っつーかサラリーマンに向いてないなぁ…」と思う人、たびたびいらっしゃいました。でも、男の人は、男っつーだけで、こうして外で働いて妻子を養わないといけないのでかわいそう、奥さんが働いた方がいいんじゃないの?なんてゴーマンなこと考えたり。逆に、営業の鑑!と思える人のことを思い出すと…確かに、自社のみならず、客先のゴールイメージを明確に持っていてそのゴールに向けての、手段、方法の提案が柔軟にできる人でしたね。「なんでも、御社のおっしゃるとおりにやらせていただきます。」っていう人はうっとおしかったわ。ほんと、まねきねこさんのおっしゃるとおりです。

  3. すごい!すごい!そのとおりだと思います。ゴールどころか行くべき道さえ見えないで仕事してる人多すぎる~~><本人の自覚の問題ですね。たぶん。

  4. じゃんぼおかんさんバイヤーさんだったら、色んなタイプの営業マンと接してこられたんでしょうね。オツカレサマでした(^^;)masakoさん実際会話してたときは流してたんですけど、後で思い返したら、これは上司の名言でした。

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