学び

相手に丸め込まれるな!

昨日(11月30日)の日経産業新聞の記事、

「論理のウソを見破り反論するための対処法とコツ」が面白い。

相手のもっともらしい言葉に、何か変だな、と違和感を覚えつつ、いつの間にか押し切られないための『論理術』を、

弁護士の谷原誠氏が教えてくれています。

 

誤った論理のパターンと解説。

 

●誤用尋問

 買うかどうか決めかねているのに、納品日を聞かれたりすると、つい買う前提で話を返してしまいがち。

 「まず買うかどうかを質問してください」と前提を修正するのが正しい。

 

●論点のすり替え

 「貸したお金を返してほしい」「返せないなら担保を取らせてほしい」と言ったら相手が「信用できないのか」「侮辱するのか」と

 激高した場合。「侮辱かどうかは問題ではない」と言い、「返すか返さないか、担保を用意するかしないか」という論点から離れない。

 

●二分法・二者択一

 単純な二分法を疑う。(「富裕者層マーケティング」など)←余談ですが、これは私も胡散臭いと思ってます。

 比べる問題の次元が同じかどうか見極める。

 ただし、「私と仕事、どっちが大切なの」と聞かれたら反論せず、「もちろん君だ」と答え、どう埋め合わせするか別途考える。

 

 ↑スゴク正しい!この問題は論理では対処できません。こういうことを彼女に言わせる時点で失敗だと思います!

 

●決まり文句

 「そんな意見は世間では通用しない」「その主張は本質を突いていない」と決め付けられた場合。

 「世間で通用する意見とはどんな意見ですか。私の意見とは本質的にどう違うのですか」と説明を求める。

 もっと簡単に「世間とは、あなたのことではないですか」と尋ねるのも有効。

 

●個人攻撃

 議論が過熱し、「君はどうしてそうなんだ。だいたい君はいつも保守的で…」と個人攻撃に脱線した場合。

 大切なのは、議論を「人」と「話し合いの目的」に分離すること。不毛な個人攻撃には付き合わず、

 「私が保守的なのは分かりました。で、本題ですが…」とさらりとかわすのがスマート。

 

私はどちらかというと直球型の人間だと思うのですが、世の中には上記のように、

意識的に自分に有利に物事を運ぼうとする人もいるので、油断できません。

どれも普段の生活に応用できそうなことばかりで、しかも、この谷原弁護士の対処法はスマートで良いですね。

まあ、実際はこうスマートにはいかないものでしょうが…

 

調べてみるとこの方、『「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか?』という本を出されているんですね。

読んで参考にしたいと思います。

 

それにしても、「世間とは、あなたのことではないですか」 とはスルドイ。

私もよくネガティブな気持ちのときに、「普通○○じゃないの?」なんて思ったりするのですが、

(使用例:「好きなら普通、週末はずっと一緒に過ごすものじゃないの?)

よく考えると、この「普通」って、あくまでも自分を基準にした「普通」なんですよね。

反省…なのか。

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4 thoughts on “相手に丸め込まれるな!”

  1. grigri
     
    この日記、私のために書いてくれたのですか?と勘違いするほど
    今の私に必要とする情報です。 
    参考になりました! 買いますわ。その本。

  2. grigriちゃん
     
    素直な私たちには、こういうテクニックが必要なんだと思います。
    この業界、色んな人がいるからね。

  3. 最近、議論や交渉をすることが、とんとなくなりました。
    脳ミソがゆるんできているような気がします。
    古いおっさんとの議論に負けたくないとお思いでしたら、「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」遥洋子著も、なかなか面白い1冊だと思います。

  4. じゃんぼおかんさん
     
    お返事タイヘン遅くなり、失礼しました。
    楽しい議論や、有意義な交渉なら私も好きなのですが、
    話がかみ合わなかったり、悪意のある相手だとツライです。
     
    「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」、なんとなく気になりながらも
    読んでいません。図書館で借りてみようかと思います。

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